CUIでも使えるMercurialのリポジトリブラウザ hgview の紹介 #mercurialjp
このエントリは Mercuiral Advent Calendar 2012 の8日目です。
CUIでも使えるMercurialのリポジトリブラウザ hgview を紹介したいと思います。
hgview
hgviewはLinuxやMac、Cygwinで利用出来るGUI、CUI兼用のMercurialのリポジトリブラウザです。今回はCUIツールとして使ってみます。
インストール
pipでインストール!とおもって試してみるとうまくインストール出来ません(最新版がPyPIに有るのに)。なのでリポジトリをクローンしてsetup.pyを使ってインストールします。
まずは依存ライブラリのインストール。
pip install urwid pygments pip install pyinotify # 必要の応じてインストール
その後、本体のインストール。
hg clone http://hg.logilab.org/hgview cd hgview hg up hgview-version-1.7.0 # 現在の最新版 python setup.py install --no-doc # ドキュメントのビルドは大変なのでskip
これで hgview コマンドが利用出来ます
スクリーンショット
表示はこんな感じ。リビジョンは「o」、MQのパッチは「*」です。
diffはこんな感じ
使い方
Emacs的なキーバインドとvi的なキーバインドがあります。僕はEmacs遣いなので、とりあえずEmacs的なキーバインド。
キーバインド | 動作 |
---|---|
M-x | コマンドキー |
C-g | Escape |
C-v | リフレッシュ |
C-k | ペインを閉じる |
C-p | グラフ、前の行 |
C-n | グラフ、次の行 |
C-b | ファイル、前の行 |
C-f | ファイル、次の行 |
C-a | ソース、前の行 |
C-e | ソース、次の行 |
M-p | グラフ、ページアップ |
M-n | グラフ、ページダウン |
M-b | ファイル、ページアップ |
M-f | ファイル、ページダウン |
M-a | ソース、ページアップ |
M-e | ソース、ページダウン |
主なコマンド
コマンド | 動作 |
---|---|
h[elp] | ヘルプを表示 |
g[oto] REVISION | REVISIONに移動 |
r[efresh] | リフレッシュ |
たとえばつぎでヘルプが表示されます。
M-x help<Enter>
使ってみるとわかるのですが、キーリピートに難ががあります。こなれてない感もあるので、 是非みんなで叩いて改良していきましょう。