「Webアプリエンジニア養成読本」をいただきました。
刊行記念イベントの予約方法の難易度が高いことで話題の「Webアプリエンジニア養成読本[しくみ,開発,環境構築・運用…全体像を最新知識で最初から!]」を技術評論社様からいただきました。ありがとうございます。
Webアプリエンジニア養成読本[しくみ、開発、環境構築・運用…全体像を最新知識で最初から! ] (Software Design plus)
- 作者: 和田裕介,石田絢一(uzulla),すがわらまさのり,斎藤祐一郎
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2014/03/11
- メディア: 大型本
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全編書き下ろしです!
「Webアプリエンジニア養成読本」の名前に違わず、HTTPやHTMLなどの話から始まり、開発ツールの選び方、Webアプリ開発、サーバ構築、サービス運用のためのロギングや監視と、Webアプリ開発に必要となる基礎知識が上から下まで網羅的に解説されています。
ページ数に対して取り扱う内容が多岐にわたるため、各章の内容がとても濃くなっています。僕が原稿のレビューを行った「Webアプリケーション実践入門 Ruby編」の章を例にあげると、
- Rubyの文法
- Bundlerを使ったgemの管理
- 構造化されたSinatraアプリケーションの作成
- ActiveRecordでDBにアクセス
- テンプレートの分割
- セキュリティ
- バッチ処理
- rspecによるテスト
- カバレッジ計測
と身につけて欲しい知識が詰め込まれています。*1 内容もサンプルプログラムもすばらしいので、ぜひ写経してみてください。
どんな人におすすめか
これからWeb開発するエンジニアの方は、このムック本を読んでおけば間違いないです。全体像が把握できます。各章の終わりにおすすめWebサイト、おすすめ書籍の紹介があるので、いけてない情報をつかまされる心配がありません。
すでにWeb開発しているエンジニアの方は、自分の分野がDevOpsのDev側であれば、後半のインフラの部分*2を、Ops側であれば前半のアプリ開発の部分を読むと幅が広がると思います。