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Rhodecode Enterpriseのライセンス

Git/MercurialリポジトリホスティングするRhodecodeというWebアプリケーションが有ります。 WebUIでユーザ権限の設定やリポジトリの追加、Pull-Requestなどが行える OSSのアプリケーション です。

いままで、GPLv3で配布されていたRhodecodeですが、2013年8月にリリースされたRhodecode Enterprise(バージョンとしてはRhodecode-2.xです)から、名前の通り企業向けのソフトウェアとしてリリースされ、Webサイトもリニューアルし、ライセンスも一部変更されました。

新しいライセンスはRhodecodeを恒久的に商用ソフトウェアにするように見えますが、実はそういうライセンスではありません。

Rhodecode Enterprise(Rhodecode-2.x)とRhodecode-1.7.x

Rhodecode Enterprise(Rhodecode-2.x)はRhodecode-1.7.xをフォークして作られています。 Rhodecode-1.7.xはGPLv3でしたが、RhodeCode EnterpriseはGPLv3とBisiness Source Licenseの二つのライセンスが適応されています。

Business Source LicenseはRhodecode Enterpriseで新たに追加された画像、CSSに適応されます。GPLv3だったソースコード、ファイ ルのライセンスを変更する事は行っていません。

名前 対象 ライセンス
RhodeCode Enterprise Pythonのコード、HTMLなど GPLv3
新たに追加された画像、CSS Business Source License
Rhodecode-1.7.x すべて GPLv3

Business Source License

元はMySQLの作者がOSSでも商売をする為に考えたライセンスです。

英語得意じゃないので大まかに特徴だけ書きます。

  • ソースコードは公開する
    • 多人数で利用する場合は報酬を要求してもよい(コマーシャルライセンスを用意してよい)
  • 期日を決めOSS Licenseに移行する
  • Business Source LicenseはOSS Licenseではない

Rhodecode Enterpriseの場合、次のようになっています。

  • 20ユーザーまではBisiness Source Licenseが適用され無料。21名からコマーシャルライセンス。
  • 4年後の2017/09/01*1にBusiness Source LicenseからGPLv2 or laterに移行。

Rhodecode-1.7.x のサポートについて

作者はIRCで「しばらくはRhodecode-1.7.xのセキュリティフィックスは行う」と発言しています。 実際にRhodecode Enterpriseリリース後の2013/10/01にRhodecode-1.7.2がリリースされています。

今後Business Source Licenseは流行るのか?

GIFやMP3の様に後から特許料を要求するよりも穏やかなお金の取り方だとは思うのですが。。難しそうです。。。 RhodecodeがBusiness Source Licenseを採用したこと自体、かなり先進的な事例なので、Rhodecodeの成功次第でしょうか。

*1:以前は2年五の2015/09/01だった気がしたが。。