Mercurial 3.6 Sprint 参戦メモ

ちょっとFacebook Londonまで行ってオフラインミーティングに参加してきました。

Mercurial Sprint

分散バージョン管理システム Mercuiralの半年に一度ペースで実施されるオフラインミーティングです。 公式Wikiのミーティング一覧を見ると、もう10回以上開催されている由緒ある会です。

今回はイギリス Facebook LondonがSprint会場*1で、期間は10/23から10/25までの三日間。全世界*2からMercurialのコミッターやコントリビュータが集まって新機能のディスカッションなどを行います。

参加の経緯

藤原さん*3

都合が良ければ飯野さんも一緒に参加しませんか?

とメールで誘われたのがきっかけです。これが9/17の朝。開催まで一ヶ月。この時点で僕はパスポートを持っていませんでした。

Sprint期間中

初日だけ自己紹介して、以降は事前に公式Wikiに乗せてあるProposal*4や温めておいた提案をベースにいろいろディスカッションしていました。ミーティングスペースがたくさんあるので、込み入った話題の場合は実装に詳しい関係者を集めて別室で、という感じ。あとは各自もくもくと作業です。ディスカッションの内容はtitanpad.comで共有*5していました。

載せられるやつだとこんなのとか、こんなのがあります。

そのほかはこんな話題が上がっていました。

  • pypy support
  • in memory merge
  • revsetの相対リビジョン記法の提案

当たり前だけど英語でやりとりしているので、難しい話題も相まって僕の英語力では全然理解できませんでした。。。

僕はKallitheaにパッチを送ったり久しぶりにi18nファイルのメンテナンスをしたりMads*6と話したりしました。最近パッチ送ってなかったみたいだけどなんで?って聞かれて焦るなどしてました。。

Sprint期間中のおかし

メインの会場にあらかじめイギリスのおかしが用意してありました。それ以外もFacebook Londonのオフィス内にある休憩スペースから勝手にお菓子や飲み物*7をとっていったり、100万円くらいするらしい全く音のしない静音エスプレッソマシンでエスプレッソを作って遊んでたりしてました。

日本からは羽田空港で買った宇治抹茶味とわさび味のキットカットを持っていきました。抹茶味の方は味が、わさび味は変な味だけどチャレンジャー向きってのが受けたのか結構好評でした。

Sprint期間中の飯

初日は平日だったので昼、夜はFacebook Londonの社員と混じって社食でご飯*8。 二日目、三日目は近くのレストランに移動してワイワイ宴会をしていました。

特に最終日は謎日本料理バーはメニューがgindara no saikyo yakiみたいなローマ字表記*9とかなのでビビりました。しかも流れで日本人の僕らが料理の注文を取り仕切ることに。めっちゃ緊張&反省*10しました。

以下旅行のメモ

初めての海外旅行。一人で旅券とって、ホテル予約してチェックインして、電車やバスで移動するのはいい経験でした。

事前に藤原さん、西原さんと日程や宿の情報、海外旅行必需品の情報を共有したり、ロンドンに長期滞在経験のある上司や同僚に現地情報や海外旅行tipをもらったので非常に助かりました。

タスク管理

trelloをつかってタスク管理しました。

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用意したもの

  • パスポート。 今は申請から7営業日くらいで取得できるみたいです。都内に住民票がある人が都内で申請する場合は戸籍謄本だけでOKで住民票は不要でした。
  • 旅券。 いろいろ調べたのですがDeNAトラベルで取りました。旅行保険も一緒に。British Airwaysの直通便で行きました。
  • 宿。 Booking.comで予約してチェックイン時にカード決済しました。ホテルの受付で、「これです」ってスマフォ画面を見せたらOKで簡単でした。
  • オイスターカード。 ロンドンのSuicaです。地下鉄、バスに乗れます。現地でも地下鉄にある端末で買えるのですが事前にビジター用のカラフルな柄ものを確保しました。 旅行中に無くして現地向けの地味なやつを買いなおしました。。
  • 海外旅行用クレジットカード。 スキミングとか怖いのでメインで使ってるクレジットカードとは別に用意しました。藤原さんの考察を聞いた結果マネパカードを用意しました。
  • 現地マネー。 日本の空港で少し用意して、残りは現地でおろして用意しました。クレジット決済できるのですが、現地のお金で買い物したかったので多めに*11おろしました。
  • 電話。 iphoneが海外でも利用できるので特に現地用のものは用意しませんでした。SIMフリーの端末があるなら現地でSIMを買うと良いと思います。
  • wifi。 ホテルやSprint会場ではWifiがありますが、観光中は使えないのでwifi借りました。なんとなくtownwifiのやつを借りました。
  • 変圧器、アダプター。 なんとなく用意したけど、MBAの電源は優秀なのでプラグの変換アダプターだけあればOKでした。USBでの充電はMBA経由でできるし。
  • 地球の歩き方ロンドン編。 気分を高めるために&観光地調べのために。

旅のタイムスケジュール

こんな感じ。一ヶ月前にパスポートなくても海外旅行できました。

  • 9/17 誘いを受ける。先輩社員に相談
  • 9/18 戸籍謄本確保(親に頼んだ)
  • 9/24 パスポート(a)申請、地球の歩き方ロンドン編購入
  • 10/03 (a)取得
  • 10/06 有給調整。旅券購入、宿予約
  • 10/07 オイスターカード(b)申し込み
  • 10/10 海外旅行用クレジットカード(c)申請
  • 10/12 (b)確保
  • 10/17 (c)確保
  • 10/20 猫をくれた家に預ける
  • 10/22 日本時間朝出発
  • 10/23-10/25 Sprint
  • 10/26-10/27 観光
  • 10/28 現地時間朝出発
  • 10/29 日本時間朝着。そのまま出社

*1:ちなみに前々回はドイツ Google Munich、前回はアメリカで PyCon 2015 Montrealに併設で開催されました。

*2:っていっても北米、ヨーロッパがメインっぽいです

*3:Mercurialのコントリビュータ。トランザクション周りやvirtual file system(ファイルシステムの抽象化層)などが得意

*4:WIkiにあるHogeHogePlanというページがそれです。

*5:URLを紹介しようと思ったのですが、誰でも編集できる共有ノートになっているようなのでやめておきます

*6:Kallitheaのメインのメンテなー

*7:水、各種コーラ、ジンジャエール、Redbull、その他イギリスの謎ジュースなどなど

*8:イギリスの飯だけどFacebookの飯はおいしかった

*9:別の料理の名前でこれが分からないんだけどって聞いたら、「それは英語だよ」って帰ってきて「あー、そうですよね」って気持ちになりました。

*10:注文内容にベジタリアンな人たちの配慮が足りなかった。

*11:というか端末の設定からか200GBPからしかおろせなかった、、